大藤沙月のプロフィールまとめ！性格が悪いとの噂は本当？

2024年10月27日にフランス・モンペリエで行われたWTTチャンピオンズの女子シングルス決勝で初出場の世界ランク15位の大藤沙月選手（ミキハウス）が、世界ランキング7位でパリ五輪にも出場したの張本美和選手（木下グループ）をゲームカウント4−2で破り、初優勝を果たしました。

WTTは世界ランク上位者ら32人で争う大舞台で、2回戦（25日）は平野美宇選手（木下グループ）に3−0で、準々決勝（26日）では伊藤美誠選手（スターツ）を3−1と次々と勝利するなど、2028年に行われるロサンゼルス五輪に向け、超新星が現れたとして注目を集めています。

この大藤沙月選手についてGoogleの検索キーワードのなかには「大藤沙月 せこい」とか「大藤沙月 嫌い」といったネガティブな物も含まれています。

そこで今回は今後の活躍が注目される大藤沙月選手について、プロフィールをまとめ、なぜそのようなことを言われているのか、調査、まとめてきます。

大藤沙月 プロフィールまとめ

まずは大藤沙月選手のプロフィールをまとめます。

大藤沙月 選手としての経歴

続いて大藤沙月選手の選手としての経歴をまとめます

保育園のころから卓球を始めた大藤沙月選手。

小学2年時に、父親が「もっと環境の整ったところで競技を続けさせたい」という思いを抱き、片道1時間近くかかる福井市のフェニックス卓球クラブに通うことになったそうです。

幼少期から「天才」と称されるほどだった

当時、大藤を指導していた平塚陽一郎コーチはこう振り返る。

「『天才』でした。当時から感覚のいい子で、同じ年代の子に同じことを教えても、覚えるのが早くてすぐに取り入れられる。普段は明るくて笑顔でいるんですが、試合になるとクールな表情に変わる。ポーカーフェイスというか、やる気がないと誤解されることも多くて（笑い）。大会では同い年の木原美悠選手にいつも勝てず“万年2位”だった。それでも、小学6年生の終わり頃から勝てるようになってきて、だんだん力が追いついていき、本人も自信がついてきたのではないでしょうか」

出典：日刊ゲンダイ

当時から天才と評価を受け、そのまま順調に成長してきたようです。

半年で世界のトップにランクイン

中学時代からミキハウスを拠点に腕を磨き、2021年の全日本選手権ではジュニア女子で石川佳純さん以来の連覇を達成しています。

優勝を果たしたWTTチャンピオンズは世界ランキング５位の早田ひな選手がけがで辞退したため繰り上がりで初出場となりました。

台から離れた位置でもノータッチで打ち抜くなど、衝撃的な内容での優勝をはたし、20歳の新星がロス五輪代表争いへ名乗りを上げました。

大藤沙月がネガティブに言われる理由とは？

大藤沙月選手についてネットでは、「大藤沙月 性格悪い」などと検索されていますが、実際はどうなのでしょうか。

インタビュー動画などから見ていきたいと思います。

インタビュー動画からは年齢相応な印象

2024年10月27日にフランス・モンペリエで行われたWTTチャンピオンズの試合後のインタビュー動画がこちらです。

このインタビューでのコドバ遣や立ち振る舞い、表情からは性格が悪い、という印象は受けませんでした。

むしろ、年相応で真面目に真摯に卓球に向き合っているような印象を受けました。

過去の大藤沙月選手のインタビュー記事も確認しましたが、ネットで言われるようなことは見受けられませんでした。

しいて言うなら、という程度ですが、試合中の得点シーンで感情をあまり出すことがなく、クールに淡々と試合を進めていくことが多いようで、その点が性格が悪いと言われる要因となっているのかもしれません。

プレースタイルが強気で「性格悪そう」と言われている？

大藤沙月選手は高い攻撃力を武器に積極的に攻めていくスタイルです。

どんな場面でもミスを恐れず積極的に攻めていくスタイルから「メンタルが強い」と言われています。

ちなみに、ネットでは「大藤沙月 せこい」と検索キーワードが出てきますが、これは攻撃的な姿勢で一方的なゲーム展開になる状況を「せこい」と言っているのかもしれません。

WTTファイナルズでの優勝決定時はガッツポーズを見せる

クールで得点をしても控えめに喜びを表す程度の大藤沙月選手ですが、決勝での勝利の瞬間、ガッツポーズを作りました。そして左手をそのまま口に当て、驚いたような表情を浮かべていました。

コート上の優勝インタビューで

と喜びを口にし、「サンキュー。メルシー」と応援への感謝を述べると、観客席からスタンディングオベーションが沸き起こった。

最後に

今回は今後の活躍が期待される大藤沙月選手についてまとめて紹介してきました。

大藤沙月選手が「性格悪い」とか「せこい」とか言われているのはあまりにも淡々と得点を重ねていくからかもしれませんでした。

もともと感情を前面に出すタイプではなかったようなので、大藤選手としては平常運転のようですね。

ロサンゼルス五輪の選考もパリ五輪で銅メダルに輝いた早田ひな選手や張本美和選手らと激しい戦いを見せてくれるでしょうし、今後の活躍にも期待大ですね！