
2024年2月に『週刊新潮』がサッカー日本代表でその時点でアジアカップを戦っている最中だった伊東純也選手の女性2名への準強制性交致傷の疑いがあると報じました。
それにより伊東選手は日本代表から離脱を余儀なくされました。
それから半年ほど経った2024年7月29日、「嫌疑不十分」として伊東選手は不起訴処分に。日本代表への復帰も大きく期待が寄せられています。
そもそもこの事件(騒動)は何があったのでしょうか。また、この騒動によってどのような影響が出たのでしょうか。
今回はそのあたりの“今更聞けない”を改めてまとめて紹介していきます!
伊東純也のプロフィール・経歴まとめ

- 氏名:伊東純也(いとう じゅんや)
- 所属:スタッド・ランス
- 背番号:7
- ポジション:FW
- 生年月日:1993-03-09
- 身長/体重:176cm/68kg
- 経歴:横須賀シーガルズ-逗葉高-神奈川大-甲府-柏-ゲンク(ベルギー)-スタッド・ランス(フランス)
- 代表歴
- 2016年:U-23日本代表
- 2017年~日本代表
- 2022年カタールW杯メンバー
- 2019年アジア杯メンバー
事案の詳細と伊東純也の相手は誰?
相手となる女性の特徴と告訴内容
2023年6月21日に大阪でおこなわれた代表戦後、タレントのA子さんとB子さんは、ホテルで泥酔させられたうえ、伊東純也選手と彼の専属トレーナーから、性加害を受けたと主張しました。
このことから準強制性交致傷の疑いがかけられました。
報道に見る双方の主張

一方の伊東純也選手側は「まったくのでっちあげ」と断固否定し、女性2人の告訴は虚偽であると逆告訴したうえ、民事でも損害賠償を求めていました。
不起訴処分の理由とその影響
証拠不十分による不起訴の理由
伊東純也選手の性的暴行事件を報じた『週刊新潮』の記事を始め、被害を訴える話のほとんどが、B子さんの証言で構成されていました(A子さんは泥酔していたため、ほとんど当日の記憶がないという主張でした)。
しかしB子さんは、事件後の所属事務所の社長からの聞き取りに対し「やってない、やってない」、「ぐっすり眠っていただけ」と答えていたそうです。
伊東純也のマネージャーが撮影した動画も決定打に
前述のB子さんの音声データを裏づけたのが、当日の午前4時ごろに伊東選手のマネージャーが撮影した、動画の存在です。
そこにはA子さんとB子さんがホテルの伊東選手の部屋で、ジャージー姿のまま寝ている姿が撮影されており、B子さんは、伊東の部屋で胸までワンピースをたくし上げられた、と証言していましたが、これが明らかな虚偽の証言だったことが証明されたことになります。
日本代表としての伊東純也の立場
日本代表の不動のレギュラーとして活躍してきた伊東純也選手。
今も日本代表への復帰待望論も少なくありません。
不起訴となり、今後日本代表への復帰はあるのでしょうか。日本代表・森保一監督のコメントなども含めて今後の期待される活躍も含めて紹介していきます。
アジアカップ途中でチームから離脱
『週刊新潮』の報道を受け、JFAは日本時間の2024年2月1日夜に、森保ジャパンから伊東が離脱すると発表しました。
公式HP上に掲載されたリリースで、JFAは伊東選手が離脱するに至った理由をこう説明しています。
伊東純也選手に関する一部報道について、JFAでは報道されている事実関係の内容について当事者の主張が異なっていると理解しており、慎重な対応が求められると考えています。JFAとしては伊東選手本人の心身のコンディションを考慮した結果、本日付でチームを離れることを決定しました
公式HP
しかし、発表の数時間後には伊東とともに戦いたいと望む選手たちの声を受けて、JFAは離脱を一時保留すると発表しました。
さらに残留の方向で再検討するとされ、一夜明けた2日に日本にいるJFA幹部に弁護士ら有識者を加えたオンライン会議が行われました。
しかし、選手たちの訴えも虚しく、会議の結果、伊東選手の離脱が正式に決定されました。
その後も代表には呼ばれず
2024年5月24日、北中米ワールドカップアジア2次予選に臨む日本代表メンバー26人が発表され、伊東純也選手は引き続き選ばれませんでした。
森保一監督は24日のメンバー発表会見で

「結論から言うと、私の知っている限りでは3月から状況は変わらない。3月と同じで彼のために今回も招集をしなかった」
と選考理由を説明しています。
報道によりプレー以外での負荷がかかっている状況での招集はプラスに働かない、という判断のもと不選出となったようです。
背景にはスポンサーへの配慮があったとの噂
日本代表のエース、伊東純也選手が日本代表から外されたことについて、SNSではスポンサーへの配慮があったのではないか、と言われています。
不起訴になって代表に呼ばれる?
伊東純也選手の不起訴処分を受け、日本代表の森保一監督は伊東選手の日本代表復帰をしやすくなったと好意的に受け止めている、というコメントを寄せました。
森保監督は伊東について「私自身の中での変化はないです。もともと起訴ということではなかったので、であるならば、チームの一員として、戦力として考えていた」とした上で、「これで不起訴ということで、本人もよりスッキリ(合流できる)。招集させてもらえる我々からしても、よりハードルや問題となるようなことはなくなった。非常にいい結果が出たと思います」と話した。
(スポーツ報知)
この発言を受け、2024年9月に始まる26年北中米W杯アジア最終予選に向けて、日本代表復帰する可能性が高まったと言えます!
8月29日追記
日本サッカー協会(JFA)は8月29日、北中米W杯アジア最終予選2試合に臨む日本代表メンバー27人を発表しました。そ
中には伊東純也選手の名前もあり、約7ヶ月ぶりに日本代表に復帰しました!
スポンサーへの影響は?
チームスポーツとはいえ、個人へのスポンサーがつくことも多いアスリート。
サッカー選手の伊東純也選手も例外ではなく、今回の騒動でスポンサーとして離れてしまった企業もあるようです。
今回は特に影響が大きかった
- セゾンカード
- PUMA
の対応についてまとめます。
影響のあったスポンサー①セゾンカード

1つがクレジット会社の『セゾンカード』です。
こちらは日本代表チームのスポンサー企業ですが、伊東選手は個人でアンバサダーを務めており、大々的に広告展開に起用されていました。
しかし、騒動の後、公式サイトから伊東選手のページは削除され、YouTubeで公開されていたプロモーション動画は8月15日時点でも非公開となっています。
影響のあったスポンサー②PUMA

2つ目が伊東純也選手が着用しているシューズのメーカー『PUMA』です。伊東選手はPUMAの契約選手であり、同社のスパイクを履いて試合に出場しています。
PUMAの広告にも伊東選手が多く起用されていました。
しかし、代表のチームメートであり、同じくPUMAの契約選手である遠藤航選手、堂安律選手、三笘薫選手とともにインタビューが公式サイトで掲載されていたのですが、伊東選手のみ削除されています。
最後に
今回は女性への準強制性交致傷の疑いを『週刊新潮』に報じられ、日本代表から離れざるを得なくなっている伊東純也選手について、事件の背後にあったことと、今回不起訴処分となった理由について紹介してきました。
選手生命への影響も考えられた今回の騒動で、多くのスポンサーへの損害賠償も抱えることとなり、最悪の場合“相棒”とも呼ぶべきシューズのスポンサー契約も打ち切られる可能性もありました。
もちろん犯罪行為そのものは許されるべきものではありませんが、今回のようにいわれのない罪でここまでの風評被害、実害を被るのは選手がかわいそうですよね。
今後、伊東純也選手が日本代表に復帰し、次回のW杯などで大活躍してくれることを切に願うばかりです。
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