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​​箱山遥人のドラフト指名漏れはなぜ?噂されている順位縛りとは?

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スポーツ
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2024年10月24日に行われたドラフト会議でドラフト指名確実(何なら上位指名も)と言われていた群馬県の健大高崎高校・箱山遥人選手がまさかの指名漏れとなりました。
同じく慶應大学・清原清吾選手も指名漏れとなりましたが、箱山遥人選手と清原選手では様子が違うとも噂されています。

そこで今回は箱山遥人選手が指名漏れされた理由と、それと一緒に噂されている”順位縛り”について調査、まとめていきます!

箱山遥人選手や夏の甲子園で注目されていた選手についてこちらの記事にまとめていますので、合わせてご覧ください。

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箱山遥人プロフィール

まずは箱山遥人選手のプロフィールをまとめていきます。

基本情報
氏名箱山遥人(はこやま はると)
生年月日2006年4月26日
利き腕右投右打
身長177cm
体重84kg
ポジション捕手
経歴
小学ジュニアヤンガース(2013年 – 2018年)
中学江戸川中央リトルシニア(2019年 – 2021年)
高校健大高崎(2022年 – 2024年)
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箱山遥人ドラフト指名漏れ、一体何が?

今年は捕手の候補が少ない年といわれており、その中で総合力も高く、勝てる捕手として、さらに「世代No. 1捕手」として呼び声が高かった箱山遥人選手は高校通算35本塁打を放ち、今春のセンバツでは主将・4番打者として学校初の優勝に大きく貢献しました。

今夏のU18アジア選手権の高校日本代表にも選出され、副将も務めた逸材として高卒でのプロ入りは確実と言われてきました。

そんな箱山遥人選手がまさかのドラフト指名漏れ。いったい何があったのでしょうか。

指名漏れについてプロの解説

かつてヤクルトスワローズで編成部長として2014、2015年のドラフトの陣頭指揮を執ったことのある松井優典氏は箱山遥人選手について

松井優典氏
松井優典氏

課題はバッティングで、パワーはあるが外角の変化球への対応に苦慮している

と問題点を指摘しました。

実際、今夏の甲子園では2試合でヒット1本しか打てておらず、日本代表でも打順は9番など、打撃面においては世代の中でも課題があったようです。
そのなかでも「外角球に簡単に手を出す」という欠点がプロでは致命的だと判断されたのかもしれません。

素材は間違いないため、今後、大学に進学するのか、社会人/独立リーグで改善し、早ければ2年後にドラフト指名を勝ち取ることが期待されています。

今後のことは不透明

今後については現状まだ何も決まっていないようです。

それでもドラフト後、健大高崎高校の青柳監督と家族とともに話し合いが行われたそうなので、納得できる進路を選択し、今回の悔しさをもとにプロ入りを目指すことになるようです。

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ネットでの反応は?

箱山遥人選手の指名漏れについて、SNSでは「まさか」という声が多く寄せられ、「健大高崎」がXのトレンドに入るほどでした。

その中で「プロの道って厳しい」、「必ずプロになってほしい」、「この選手が指名漏れはあり得ない」といった声が多く寄せられ、ついで、「順位縛りだろうな」などの声も少なくありませんでした。

また、ヤフーのコメント欄には

高卒キャッチャーはどうしてもファームで育成期間が長くなるから、大学でレベルアップしてから指名したい球団が多いんだと思う。
4年の間に大学日本代表になれる逸材だと思うし、1位指名されるくらいビッグなキャッチャーになってほしい。

であったり

今回のドラフトでは上位の指名は難しかったと思います。順位縛りがあった可能性もありますし、今後は大学や社会人でレベルアップして上位で指名を受ける選手になって欲しいと思いますし、必ず指名を受ける選手になると思います。

というコメントも寄せられていました。

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順位縛りとは?

箱山遥人選手が指名されなかった理由として噂されている”順位縛り”とはいったい何なのでしょうか。

 「順位縛り」とは、選手側がドラフト会議での指名で何位以下ならプロ入りせず、内定している進学先や就職先などの進路に進むとされているもので、決して珍しいことではないそうです。

順位縛りはなぜある?

子どもの頃から夢見たプロ野球の世界へ進むため、プロ志望届を提出しながら、なぜ「順位縛り」は存在するのでしょうか。
そこにはプロ入り時の契約金や年俸は上位と下位、育成選手では大きな差があることが挙げられます。
また、当落線上の選手の中にはプロ入りが実現しなかった場合に進む先が内定しているケースもあり、その受け入れ先から「順位縛りをしてほしい」と言われることもあるんだとか。

こうしたことから順位縛りをしてドラフト会議に挑む選手が出てきているんだそうです。

順位縛りについて元プロ野球選手はどう思う?

順位縛りについて大きく話題となったのが、2023年、広陵高校の真鍋慧選手(現・大阪商業大学)がドラフト会議で指名を受けなかったことでした。

ドラフト会議前に、真鍋慧選手は「ドラフト3位以上で指名を受けなければプロ入りせず、大学進学をする」と決めており、内々で各球団に通達をしていたようです。

このことを受け、元中日監督・谷繁元信さんは

「順位縛り」に対しては個人的に疑問を抱いています。縛りがなければ、4位や5位、6位での指名があったかもしれない。率直に言うなら、プロに入りたいのか、入りたくないのか、どちらなのかな、と。プロ野球の世界というのは、入ってからが勝負なんですよ。入らないことには活躍もできないし、給料も稼げない。ドラフトはあくまでも入り口でしかない。どういった考えでそういった縛りを設けるのか、僕にはわからないというのが正直なところです。
(出典:Number Web

と話しています。

イチローさん(ドラフト5位)、山本由伸投手(ドラフト4位)など、ドラフト下位指名で指名された選手、さらに千賀滉大投手のように育成契約からMLBに進んだ選手もいますし、「本気でプロを目指しているのなら、育成指名でも入っていけばいい(上記Number Webでの谷繁さんのコメントより)」のかな、と個人的には思っています。

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最後に

今回はドラフト会議で指名確実とまで言われながら指名漏れを経験することとなった健大高崎高校・箱山遥人選手について

  • なぜ指名されなかったのか
  • 今後どうするのか
  • ネットでの反応はどうだったのか

をまとめてきました。

また、順位縛りとは何なのか、についても解説してきました。

プロでは総合力も求められますが、それ以上に一芸に秀でた選手も重宝される傾向があります。

箱山遥人選手は全ての項目で素晴らしい力を持っていますが、その中でも”特にこれ”というものを作ることでドラフト上位指名を勝ち取ることが期待されています。

大学進学であれば4年間、社会人であれば最短2年は再度力を蓄える期間を得られたので、今度こそドラフト1位で指名されるほどの力をつけて欲しいですね!

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