佐々木泰はどんな選手？経歴と魅力を徹底解説！

2024年のプロ野球ドラフト会議で、広島東洋カープが1位指名したのが佐々木泰（ささき たい）選手です。

強肩と長打力を兼ね備えた三塁手で、勝負強い打撃と守備面の安定感が高く評価され、即戦力としてだけでなく、鈴木誠也二世と呼ばれるほど大きな期待が寄せられています。

本記事では、佐々木泰選手のプロフィールや高校・大学時代の実績、そしてプロでの可能性について詳しく解説します。

カープファンはもちろん、野球初心者の方でもわかりやすいようにまとめました。

佐々木泰はどんな選手？

佐々木泰選手は、右投右打の内野手（三塁手）で、勝負強い打撃と鋭いスイングが持ち味です。

高校時代から長打力を武器に注目を集め、大学でも主軸として活躍しました。

特に注目されているのが打席での集中力と対応力。

プレッシャーに強く、勝負所での一打が多いことから、「ここぞの場面に強い男」とも呼ばれています。

守備でも肩の強さと反応の良さが評価されており、プロでも三塁の定位置を狙える素材といえるでしょう。

佐々木泰のプロフィール

高校時代の活躍（岐阜商業高校）

佐々木選手は岐阜県立岐阜商業高校に進学すると、1年生の夏からベンチ入りをを果たすといきなり4番を任されました。

その後もチームの中心選手として成長を続け、3年生になると高校通算41本塁打を誇る長打力を武器に4番打者としてチームを県大会優勝に導きました（甲子園は新型コロナウイルスの影響で中止）。

高校卒業後即プロ入りも期待されましたが、当時はプロ志望届を提出せず、さらなる成長を求めて青山学院大学への進学をきめました。

大学時代の成績と評価（青山学院大学）

青山学院大学でも1年時から試合出場を果たし、1年春のリーグ戦でいきなり打率.371、4本塁打を記録してベストナインを受賞する活躍を見せます。

2年目以降も主軸として活躍すると、3年時には春秋のリーグ戦で連覇、全日本大学野球選手権大会で優勝、明治神宮野球大会で準優勝に大きく貢献しました。
また、日米大学野球選手権大会の日本代表に選出されるなど、プロ最注目の選手の一人に成長していきます。

プロ入り後の期待と課題【カープの評価】

広島カープが佐々木選手を1位指名した理由は、主に「即戦力となる中軸候補」としての期待がありました。

ドラフト会議後、佐々木泰選手について広島の新井貴浩監督は

今のチームに右バッターで長打力のある選手はフィットすると思うし、走攻守、三拍子そろっていてポテンシャルもすばらしいのでプロに入ってからもまだまだ伸びる

と期待あふれるコメントを寄せました。

一方で、プロの変化球への対応や一発の確率といった面は課題とされており、今後の成長が求められるポイントです。

しかし、野球IQや試合勘の高さには定評があり、適応力にも期待がかかります。

まとめ｜佐々木泰は「勝負強さと安定感」が武器の三塁手

佐々木泰選手は、打撃・守備ともにバランスのとれた三塁手として、2024年ドラフトで広島カープに1位指名されました。

高校・大学と着実に実績を積み上げてきた選手で、特に勝負所での打撃に強みを持っています。即戦力として1年目からの活躍が期待されており、将来的にはカープの主軸を担う可能性も十分。

今後の成長と活躍から目が離せない、注目の若手選手です。