2024年、MLBデトロイト・タイガースに所属していた前田健太投手が、事実上の「戦力外」状態にあると報じられました。
2020年には当時所属していたツインズでサイ・ヤング賞の投票で2位に入り、タイガースでの活躍も大いに期待されていた中で、いったい何が起きたのでしょうか。
本記事では、前田健太投手の最新成績や状況、今後の展望を整理しながら、キャリアの節目に何が起きているのかを紐解いていきます。
前田健太のプロフィール
- 名前:前田 健太(まえだ けんた)
- 生年月日:1988年4月11日
- 出身地:大阪府泉北郡忠岡町
- 身長/体重:185cm/84kg
- 投打:右投右打
- 所属チーム:
- 広島東洋カープ(2007年〜2015年)
- ロサンゼルス・ドジャース(2016年〜2019年)
- ミネソタ・ツインズ(2020年〜2023年)
- デトロイト・タイガース(2024年〜)
前田健太は限界?いったいなぜ戦力外に?
成績から見る“限界説”の真相
2024年シーズン、前田投手は29試合に登板し、3勝7敗、防御率6.09という成績に終わりました。
特にスライダーの被打率は.310と前年の.130から大きく悪化しており、球威や制球力の低下も懸念されていました。
(出典:BASEBALL KING)
契約内容と起用法のギャップ
前田投手はドジャース時代から「出来高重視型契約」を結んでいます。
この契約は成績を残せなければサラリーが増えることはありません。
そのため、球団側がコストを抑えるために先発登板数を制限するなど、起用法に大きな影響があった可能性があります。
(出典:REALSPORTS)。
日本とアメリカの“戦力外”感覚の違い
NPBでは戦力外=退団のイメージがありますが、MLBでは移籍や再契約を前提とした「再起のチャンス」として機能している場合もあります。
今後の展望:タイガース退団後の進路は?
2025年は契約最終年となりますが、現時点では自由契約にはなっておらず、前田健太投手自身も「まだ投げられる」と語っています。
今後考えられる進路は以下の3つです:
- MLB他球団での再契約(中継ぎ・ロングリリーフ起用)
- NPB復帰(古巣・広島など)
- 引退後の解説者・インフルエンサーとしての活動
日本球界への復帰の可能性が高い?
前田健太投手は2025年3月、元日本ハムの杉谷拳士氏のYouTubeチャンネルに出演しました。
その際

今年しっかりアメリカでやって、次の年、日本でやる可能性は、自分で決めることではないけど、やりたいなとも思っている
もしかしたら今年シーズン終わったら、次日本でやりたいな、もう一回投げたいなと思っています
と発言しました。
かねてより「最後はまだ投げられる状態で日本球界に戻りたい」と発言している前田健太投手なので、このタイミングでNPB復帰するのではないか、と言われているようです。
まとめ:マエケンは本当に“終わった”のか?
2024年、2025年の成績を見ると厳しい状況ではありますが、前田投手の経験や技術、精神力にはまだ注目すべき価値があります。
日米通算200勝を目指して、今後の動向に注目です。
2025年5月16日追加
前田健太投手の今後について大きな発表がありました。
鈴木誠也選手、今永昇太投手が所属するシカゴ・カブスとのマイナー契約を結びました!
今後メジャー昇格を目指しアピールをしていくことになります。
日本人選手3名がメジャーで共闘する姿が見られるかと思うと楽しみですよね!
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