日本で最も有名なバスケットボール選手といえばNBAでプレーする八村塁選手や2024−25シーズンにNBAからBリーグに電撃移籍をした渡邊雄太選手ですが、富樫勇樹選手も引けを取らないくらい有名な選手ですよね。
冨樫井優希選手は様々な偉業を達成し、まさにレジェンドと呼ぶにふさわしい存在となっています
今回はそんなレジェンド富樫勇樹選手についてプロフィールや年俸、経歴まで一気にまとめて紹介していきます!
富樫勇樹 プロフィール
- 氏名(ふりがな): 富樫 勇樹(とがし ゆうき)
- 生年月日: 1993年7月30日
- 身長/体重:167cm/65kg
- 出身地: 新潟県新発田市
- 出身校:新発田市立加治小学校
新発田市立本丸中学校
モントロスクリスチャン高校(アメリカ)
富樫勇樹 経歴
富樫勇樹選手とバスケとの出会いは小学校のミニバスケットボールでした。
中学3年生で全国制覇を果たし、中学卒業後、アメリカのモントロスクリスチャン高校に留学しました。
高校卒業後、bjリーグの秋田ノーザンハピネッツに入団しプロデビューを果たすと、1年目の2012-13シーズンで新人賞を受賞するなど、いきなり大活躍を見せました。
bjリーグで研鑽を積み、2014年、NBAのダラスマーベリックスと契約。2014-15シーズンは傘下のテキサスレジェンズでプレーをしました。
2015-16シーズンから千葉ジェッツふなばしに移籍すると、6年連続でレギュラーシーズンベストファイブを受賞し、19-20シーズンには、レギュラーシーズン最優秀選手賞を受賞すると、日本人のBリーグ選手として初めて年俸1億円を突破しました。
富樫勇樹選手のプレイヤーとしての魅力
富樫勇樹選手の最大の魅力は、バスケットボール選手としては小柄な167cmという身長ながら、卓越したスピードとハンドリング能力で対戦相手を翻弄、さらに精度の高い3Pシュートや切れ味鋭いドライブで得点を量産するプレイスタイルです。
また、ポイントガードとして非常に巧みなゲームメイクを行い、クラッチタイムでの勝負強さが際立っています。
オフェンス面で日本最高峰の選手でありながら、ディフェンス面でも全力を尽くす姿勢は、チームメイトからの信頼を集めています 。
富樫勇樹選手が打ち立てた偉業
ここからは富樫勇樹選手が打ち立ててきた偉業を
- プレイヤーとしての記録
- 年俸
の2つの観点からご紹介していきます。
1. プレイヤーとしての記録
日本代表での功績
富樫勇樹選手は2011年に日本代表初選出されるとそこから日本代表を牽引する存在として、アジア競技大会やワールドカップ予選、東京2020オリンピックに出場してきました。
特に2023年に行われたワールドカップでチームを牽引し、日本をパリ五輪出場に導きました。
この活躍を見てバスケを始めた方も少なくないでしょうし、この活躍、功績だけでも富樫勇樹選手をレジェンドと見ても問題ないですよね。
国内での実績
国内リーグの黎明期から活躍し続けている富樫勇樹選手。主な活躍は以下の通りです。
2012−13シーズン
bjリーグ秋田ノーザンハピネッツにて高卒ながら新人賞を受賞。
2015−16シーズン
2014年にNBA挑戦、翌2015年に千葉ジェッツふなばしに移籍するとエースとして活躍し、ベストファイブに輝き、この年から5年連続でベストファイブ選出と言う驚異的な結果を残しました。
2019−20シーズン
レギュラーシーズンMVP受賞。日本人選手として初めて年俸1億円を突破。
NBAでの挑戦
bjリーグで力をつけてきた富樫勇樹選手は2014年にNBA挑戦をしました。
2014年にNBAダラスマーベリックスと契約し、日本人2人目のNBA選手となりました。
NBAサマーリーグやDリーグ(現Gリーグ)のテキサスレジェンズでプレーし、NBA昇格を目指していましたが、残念ながら昇格はならず、1年でアメリカ挑戦は終了しました。
しかしこの挑戦が河村勇輝選手のNBA挑戦などのきっかけになった事は間違いありませんね!
2. 年俸
富樫勇樹選手の偉業を考えて行くときに年俸は避けて通れませんよね。
ここでは日本国内リーグの年俸を切り開き続ける富樫勇樹選手の年棒の推移をまとめます。
年俸推移
- bjリーグ時代(2012-2015):約500万円(推定)。
- 千葉ジェッツ移籍当初(2015年):約2,000万円。
- Bリーグ発足後(2016年):年俸が徐々に上昇し、2019年には5,000万円に到達。
- 2020年:国内最高額の年俸1億円に到達。
- 2024年時点:スポンサー収入も含めると総額2億円~3億円に達していると推定 。
背景
富樫勇樹選手の年俸は、千葉ジェッツの収益力や観客動員数の貢献度の高さを背景に、国内トップレベルを維持しています。
さらに、新たに完成したホームアリーナ「LaLa arena TOKYO-BAY」などでの集客増加も見込まれ、さらなる増加が期待されることから今後も年棒は上昇していくことが見込まれています。
富樫勇樹選手の人気の理由
プレースタイルだけでなく、抜群の人気を誇る富樫勇樹選手。その理由には
- 人間性
- 国際経験
- マーケティング力
- 地域への貢献
が挙げられます。
1.人間性
謙虚で努力家という人柄が選手だけでなく、ファン・ブースターからも支持されています。
トレーニングをかかさず、身長が167cmと小柄ながら200cmを超えるビッグマンにも当たり負けない体を維持しています。
さらに2023−24シーズンはレギュラーシーズンだけでなく、CSや天皇杯、日本代表の試合を含め年間75試合を戦い抜いたタフさも兼ね備えています。
そういった努力を隠し、自らを過度に誇示せず、常にチームを第一に考える姿勢は、選手としても人間としても高く評価されています。
2.国際経験
アメリカ留学やNBAでのプレー経験に裏打ちされたスキルとプロ意識が、「富樫勇樹」と言う選手を特別な存在にしています。
3.マーケティング力
スポンサー契約の多さやテレビ出演など、スポーツを超えた幅広い分野での活動が人気を支えています。
特に「ZAMST」や「NIKE」との契約は、彼の知名度と実力の証です 。
4.地域への貢献
千葉ジェッツの顔として、地域活性化にも貢献。彼の試合出場は観客動員数を大きく押し上げ、クラブの収益増加やファン拡大に繋がっています 。
富樫勇樹選手は単なる選手ではなく、Bリーグ全体を象徴するアイコンとも言える存在です。そのプレイスタイル、リーダーシップ、人柄が、多くの人を惹きつけています。
富樫勇樹は一バスケ選手の枠を超えていた(まとめ)
今回は富樫勇樹選手について、プロフィールやこれまで残してきた功績をまとめて紹介してきました。
富樫勇樹選手はこれまで日本人選手が通ってきていない道を辿り、多くの選手のモデルケースとなっています。
さらにバスケットボール選手としては小柄な167cmでありながら200cmを超えるビッグマンたちと渡り合う姿は、観客を魅了するものである事は間違いありませんよね。
まだまだこれからも新しい道を開拓し続けてくれるであろう富樫勇樹選手から目が離せませんね!
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