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菅野智之がメジャー再挑戦へ!前回はなぜダメだった?

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スポーツ
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2024年10月5日、巨人のエースとして活躍する菅野智之選手がメジャー挑戦の意向を球団に伝えたと報じられました。

ここ数年は怪我などの影響により思った結果を残せていないシーズンを過ごしていましたが、2024年は最多勝、最優秀勝率の受賞、防御率も1点台と素晴らしいシーズンを過ごしました。
そして満を持して改めてメジャー挑戦を表明となりました。

実は、菅野智之選手は2020年にもメジャー挑戦を表明していましたが、契約に至らず、生涯巨人なのでは、という噂も流れていました。

そこで今回は菅野智之選手がメジャー挑戦を表明した2020年、なにがあってダメになってしまったのか改めて振り返り、今回はどのような結果になるのか、アメリカ人記者のコメントなどから予想していきます。

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菅野智之 プロフィール

まずは菅野智之選手のプロフィールをまとめておきます。

基本情報
出身地神奈川県相模原市南区
生年月日1989年10月11日(34歳)
身長/体重186 cm/95 kg
選手情報
投球・打席右投右打
ポジション投手
プロ入り2012年 ドラフト1位
初出場2013年3月30日
年俸4億円(2024年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
東海大学付属相模高等学校
東海大学
読売ジャイアンツ (2013 – )
国際大会
WBC2017年
プレミア122015年

菅野智之選手は神奈川・東海大相模高校から東海大学を経て2013年にドラフト1位で巨人に入団しました。

プロ2年目からMVPを受賞する活躍を見せる

入団2年目の2014年にセ・リーグ最優秀選手(MVP)を受賞。2017年、18年と2年連続で沢村賞を受賞し、2020年にもリーグMVPに輝くなど、素晴らしい結果を残してきました。

2021年から23年までは怪我の影響などもあり、期待された結果を残すことができていませんでしたが、今年は15勝3敗、防御率1.67と復調し、リーグ優勝に貢献。

通算成績は276試合に登板し、136勝74敗、防御率2.43です。

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2020年に一度断念、何があった?

14勝2敗の好成績を残した2020年オフ、菅野智之選手はチームのポスティングを認められ、メジャー移籍を目指していました。しかし、「100%自分の中で納得できるものがなかった」と断念していました。

獲得オファーはあったものの、契約に至らず

菅野智之選手は2020年1月1日に渡米し、現地で代理人事務所「ワッサーマン・メディア・グループ」のジョエル・ウルフ氏らとともにオファーを精査していました。

しかし交渉期限の日本時間1月8日午前7時までに契約合意に至らず、メジャーへの移籍を断念し、巨人に残留することとなりました。

その際の会見で

菅野智之選手
菅野智之選手

今月1日に渡米してさまざまな方々から話を聞き、新型コロナウイルスの影響が深刻化する中でのメジャーリーグの今シーズンの動向などを見極めた結果、今季も読売巨人軍でプレーしようという結論に至りました

と話していました。

契約に至らなかったのはコロナの影響も示唆される

オファーがあったものの、契約に至らなかった背景には当時、日本以上に深刻化していた新型コロナウイルスの感染拡大を抜きに話を進めることは進められないという事情があったと言われています。

2019年シーズンの公式戦は無観客で60試合に短縮され、大幅な収益減を受けたことで、各チームは緊縮財政を強いられていました。

その中でポスティング制度での移籍に譲渡金が発生することは、各球団にとって大型投資とならざるを得ず、菅野智之選手が求める条件を提示できた球団はなかったのでしょう。

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2度目の正直となる?アメリカでの評価まとめ

そして2度目の正直となる今回のメジャー挑戦。菅野智之選手は現状、アメリカではどのような評価を受けているのでしょうか。

短い期間になるが、しっかりとインパクトは残せる

米専門誌『スポーツ・イラストレイテッド』によると

「4シ―ム、ツーシーム、スライダー、カッター、スプリッター、カーブの6球種を武器とする菅野はメジャーリーグで多くの獲得希望者を引き付けるだろうスキルセットを備えている」

「年齢を考えると山本(由伸)や今永(昇太)ほど長い活躍の場はないかもしれないが、同様にすぐにインパクトを与える可能性はある」

東スポWEBより

年齢的なこともあり、5年も活躍する、という可能性は低いかもしれませんが、2025年シーズンの活躍は大いに期待できそうですよね!

35歳の新人王の期待も

菅野智之選手を「NPBのレジェンド」と評した『ブリチャー・ネーション』は2024年10月11日に35歳となる〝高齢問題〟にも触れながら活躍の期待を窺わせるコメントを寄せています。

「投手にとって35歳は高齢というわけではない。期待とリスク感をそれに応じて調整する必要があるだけだ」

「今永がいかにうまく適応したか見てきたように、菅野がメジャーで非常に優れた投手になる可能性を軽視するつもりはない」と〝35歳の新人王〟誕生の可能性まで言及した。

東スポWEBより

今永昇太選手も活躍は期待されていたものの、正直今シーズンのような素晴らしい活躍をするとは思われていませんでした。

菅野智之選手も同様にチームの5番手ほどの計算かもしれませんが、気付いたらエース格として活躍、なんてことも期待できそうですよね!

契約は少額のものになりそう

どのメディアも菅野智之選手の能力を高く評価している様子がうかがえますが、このオフのFA市場は

  • マックス・シャーザー(レンジャーズ)
  • ジェスティン・バーランダー(アストロズ)
  • コービン・バーンズ(オリオールズ)
  • マックス・フリード(ブレーブス)
  • 菊池雄星(アストロズ)

と有力投手がめじろ押しです。

そんな背景もあり『NBCスポーツ』では「今月35歳になる菅野の速球は90~92マイルなので、この冬にMLBチームから巨額の契約を勝ち取ることはないだろう」と、シビアな声も寄せられています。

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最後に

今回は2度目のメジャー挑戦を表明した菅野智之選手へのアメリカの新聞などのコメントをまとめながら、移籍の可能性について迫ってきました。

菅野智之選手が納得するかどうか、ということになりますが、いくつかの球団が獲得に手をあげる、ということはほとんど疑う余地はなさそうです。

巨人・阿部慎之助監督が

阿部慎之助監督
阿部慎之助監督

僕、個人的には監督という立場でなかったらね、いち野球人としてはやっぱり応援したい。とにかく日本シリーズで日本一になって『カッコつけて行け』って言いたいね

と話しているように、いち野球ファンの筆者もチームを日本一にしてかっこよくメジャー移籍をして欲しいです!

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