日本のプロ野球選手の中で1番“打てる捕手”といえば巨人の大城卓三選手と思う方は少なくないのではないでしょうか。
2023年シーズンは16本塁打を放ち、2023年のWBCでも優勝に貢献した大城卓三選手ですが、昨年、今年と「大城卓三はFAを獲得する2024年シーズンオフに移籍するのではないか」との噂が絶えません。
その背景には一体どういったものがあるのでしょうか。
そこで今回は大城卓三選手が移籍するのではないかという噂やその根拠とされている事柄について3つ紹介していきます!
大城卓三選手の家族構成についてはこちらの記事でまとめています。
大城卓三選手が移籍すると噂される理由3選
WBCで侍ジャパンにも選出され”打てる捕手”として注目を集める大城卓三選手。
原監督時代の昨季はチーム最多の125試合で先発マスクをかぶりましたが、今季はエース戸郷翔征投手の登板時など、昨年と比べるとかなり限定的になっています。
そうした状況に対し、X(旧Twitter)でも移籍を進める声が寄せられています。
こういったこともあり、大城卓三選手の移籍の噂が絶えないようです。
では、具体的にはなぜそう言われるのか
- 捕手としての出場機会の減少
- 単年契約
- 打てる捕手として評価が高い
以上、3点から紹介していきます。
大城卓三が移籍すると噂される理由①:捕手としての出場機会の減少
大城卓三選手が移籍するのではないかと言われる最大の理由が捕手としての出場機会が減少したことです。
2023年シーズンは捕手として125試合に出場していましたが、チームは2年連続Bクラスに低迷し、大城卓三選手のリードに厳しい声が上がる時もありました。そして2024年シーズンは春先に捕手として出場した際、大量失点を喫する試合が続き、小林誠司選手、岸田倫行選手と併用されるようになったことで出場機会が激減しました。
一塁手として出場するも苦言を呈される
2024年シーズンは捕手だけでなく、一塁手として出場する機会も多くありました。
ただ、その守備に対して苦言を呈されることも多くありました。
それが顕著になったのが「5番・一塁」で出場した9月15日の中日戦でした。
五回の守備でに一、二塁間に飛んだ打球を追わずに内野安打にすると、菅野智之投手が大城卓三選手を指さして「なんで捕らない!」とばかりに怒りの表情を浮かべる一幕がありました。
その試合後、阿部慎之助監督は、
大城をファーストで使ったのは僕のせい。(投手の菅野に)『申し訳ない』って言った。その後の打席で一回も振らずに帰ってくる精神力の弱さが露呈しちゃった。あんな打席があったら使いたくなくなっちゃう。いくら打つって言ったって2割5分、6分のホームラン3本だから
と苦言を呈していました。
このことから大城卓三選手はもっと評価を受け、活躍できる球団に移籍することを求めているのではないか、と言われるようになったようです。
大城卓三が移籍すると噂される理由②:単年契約
大城卓三選手が移籍するのではないかと言われる理由の2つ目がFA取得をする2024年シーズンの契約が複数年ではなく単年だったことです。
通常、FAを取得する年は複数年契約を結びますし、特に大城卓三選手は2023年シーズン、134試合に出場、打率.281、16本塁打、55打点とキャリアハイの記録を残しています。
この状況から考えると巨人は複数年を打診したのではないかと考えられますが、ネットでは複数年を断ったのではとも言われています。
大城卓三が移籍すると噂される理由③:打てる捕手として評価が高い
大城卓三選手が移籍するのではないかと言われる理由の最後が他球団からの評価が高いという点です。
ある球団関係者は
阿部監督は正捕手としては見ていないようだけど、大城は捕手にこだわっているようだし、21年には盗塁阻止率.447でリーグ1位。昨年も.373で2位と肩も悪くないから、他球団の捕手としての評価は高い。巨人ではリードうんぬんいわれるが、リード面はベンチ主導でやるとか、教育するとか、なんとかなるところではある。なにより打撃が魅力。昨年は打率.281、16本塁打の『打てる捕手』ですから
と話しています。
2024年シーズンの序盤こそ攻守共に苦しんだものの、徐々に自身の力を十分に発揮できるようになっており、今後の動きに注目が集まっていますし、ネットでもその力を発揮できるところで活躍してほしいとの声が多くありました。
最後に
今回はFAでの移籍が噂される大城卓三選手について、噂の理由などを調査、まとめてきました。
阿部慎之助監督の要望レベルが高いということもありますが、大城卓三選手はチームに欠かせない選手であることに違いはありませんよね。
2025年シーズンはどこでプレーするのか、巨人残留、ということになるのであればポジションはどこになるのか、今後も大城卓三選手から目が離せませんね!
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