2023年のWBCにアメリカ代表のキャプテンとして出場するなど、輝かしい経歴を持つロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウト選手。
2030年までの7年間で年3500万ドル(約53億円)以上の大型契約を結んでおり、超トッププレイヤーの1人です。
そんなマイク・トラウト選手は数年前から移籍するのではないか、と米メディアを騒がせています。
特に2023年のオフには、元チームメイトで、兄弟のような関係を築いている大谷翔平選手がロサンゼルス・ドジャースに移籍したこともあり、マイク・トラウト選手もドジャースを含めて、他球団へ移籍するのではないか、という声が多く寄せられていました。
そして2024年シーズン、エンゼルスはMLB史上最長の10年連続ポストシーズン進出を逃すこととなり、「トラウト移籍」がネットでは再燃しています。
さらにエンゼルスのチーム状況も変わり、マイク・トラウト選手がチームのお荷物になりかけており、その意味でも移籍するのではないかと噂されています。
そこで今回はマイク・トラウト選手が移籍するのかの噂について調査し、さらに噂となっている「トラウトお荷物化」についても調査していきます!
マイク・トラウト移籍の噂まとめ
マイク・トラウト選手の移籍の噂についてはここ数年頻繁になされています。
特にチームのもう1人の顔だった大谷翔平選手がドジャースへ移籍したことで、2023年は特に移籍の噂が多かったようです。
チームの再建のためマイク・トラウトを放出?
10年連続でポストシーズン進出を逃したエンゼルスにとって、チームの再建は喫緊の課題です。
それについてアメリカの新聞記者はエンゼルスのGMが下す決断について「間違いなくトラウトの去就から始まるだろう」と報じています。
その根拠として、現在、エンゼルスには若手が多く在籍しており、チームの中心になるまでには数年かかりそうだ。」と書き記しています。
つまり、若手選手をチームの中心に据えるため、マイク・トラウト選手を放出することでチーム再建の第一歩を進められるというのです。
マイク・トラウトはお荷物化した?
さらに、マイク・トラウト選手がエンゼルスにとってお荷物選手となりつつある、との指摘もあります。
THE DIGESTが報じた米メディア『Yahoo Sports』のフレッド・ジンキー記者によると、
2024年は10年連続でポストシーズン進出を逃すなど、残念なシーズンでしたが、若い選手が活躍し始め、来シーズン以降のチーム再建の兆しが見え始めたのだそうです。
特に、遊撃手のザック・ネト選手(23歳)は飛躍的な進歩を遂げ、9月12日時点で21本塁打、29盗塁を記録。
捕手のローガン・オホッピー選手(24歳)は打てる捕手として、投手ではホセ・ソリアーノ選手(25歳)は先発ローテーションとして信頼できる投手になれることを証明。
さらにはベン・ジョイス選手(23歳)はMLB最速の169.8キロを叩き出してファンを驚かせました。
このように若手選手が台頭してきた中で、来シーズン34歳となるマイク・トラウト選手は”エンゼルスのお荷物選手”という烙印を押されかねない状況にあるようです。
噂される移籍先は?
では、マイク・トラウト選手が移籍するとなった場合、どの球団へ行く可能性が高いのでしょうか。
※2024年シーズンの移籍市場は7月31日にクローズしたので、シーズンオフの移籍となります。
日本人で大谷翔平選手のファンからは「ドジャースでのトラウトと大谷の共闘が見たい」などの声があがっていました。
噂される移籍先①ニューヨーク・メッツ
噂される移籍先のひとつ目の球団は、大富豪スティーブ・コーエン氏がオーナーを務めるニューヨーク・メッツです。
メッツの2024年シーズンの9月14日までの成績はナ・リーグ東地区の2位につけています。もし、このままフィニッシュした場合、「25年シーズンこそ地区優勝を」ということになり、大型補強も予想されます。
さらに、「エンジェルスに提供するトップクラスのプロスペクトの用意もあるようだ」という噂もあり、本気でマイク・トラウト選手獲得に動くかもしれません。
噂される移籍先②フィラデルフィア・フィリーズ
噂される移籍先2つ目の球団は、マイク・トラウト選手の故郷に近いフィラデルフィア・フィリーズです。
往年故郷に近い球団で引退を迎える選手も少なくないようで、マイク・トラウト選手の移籍先としてフィリーズというのも一つ納得できる選択になりそうです。
最後に
今回はMLBのトップスター、マイク・トラウト選手の移籍の噂をまとめてきました。
ここ数年毎年のように取り上げられるマイク・トラウト選手の移籍。
エンゼルスにとっても放出するメリットが増えてきたようなので、いよいよ今シーズンオフは「トラウト移籍」が現実となりそうです。
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